ビルド

ビルド機能を使うと、これまでコマンドプロントを立ち上げて行っていたビルド処理をVSCodeから行うことができます。

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タスクの種類

  • 各タスクは、 [User env build][Built-in build] が用意されています。

  • [Built-in build] は、現状Windowsのみの対応です。

Task

説明

epub

epubへ変換

html

HTMLへ変換

latex

latexへ変換

latex pdf

PDFへ変換

Make Clean

buildフォルダのリセット(フォルダ内コンテンツの削除))


使い方

  1. make.bat ファイルが保存されているディレクトリを、ワークスペースフォルダとして開きます( File> Open Folder... )

    reST_doc_017.png
  2. Terminal> Run Task... を選択します

    reST_doc_003.png
  3. sphinx という項目を選択すると、ビルドできる項目が表示されます

    • 環境によって、表示されない項目もあります。

    reST_doc_004.png
    reST_doc_034.png
  1. Terminalが起動し、ビルドが開始されます

    reST_doc_025.png
  2. 最後に Enter などのボタンを押し、Terminalを閉じてください


[User env build]

ユーザーのマシンの環境を利用してビルドを行います。 ご自身で環境を整えている方は、こちらのオプションを利用することを推奨します。

[Built-in build] の環境で提供しているもの以上にカスタマイズを行いたい場合は、ご自身で環境を整え、こちらのオプションで実行する必要があります。

このオプションの項目を選択すると、PowerShellで ./make XXX のコマンドが実行されます。

  • ./make XXXXXX の部分には、 html epub latex latexpdf clean のいずれかが入ります

  • カレントディレクトリ(ワークディレクトリ)は、VSCodeのワークスペースフォルダになります

各種環境パスが適切に通っていることが必要です。 エラーが起こった場合は、Terminalのメッセージを確認してください。


[Built-in build]

(現在、Windowsのみの提供)

エクステンションに同梱されている、 sphinxhelper.exe を実行させることでビルドを行うオプションです。 ユーザーが環境を整えられなくても、必要最低限のビルドが行えるようになっています。

ビルドを行うツールの環境は次の通りです。

ツール名

バージョン

Python

3.9.6

Sphinx

4.0.2

sphinx-rtd-theme

0.5.2

pdfファイルへ変換を行いたい場合は、別途 TeX をインストール必要があります。

(もし、 [Built-in build] で導入してほしいツールがあれば、 Issues に投稿してください)

Note

セキュリティソフトによっては、 sphinxhelper.exe の実行に制限が加えられる可能性がありますので、このファイルの実行を許可してください。

尚、このexeファイルの元になっているファイル/プログラムは、 GitHub で公開されています。


Note

もし、トラブルが解決できない場合は、 Issues に報告してください。 バグなどの報告はこのページからのみ受け付けています。